作曲家ヴィヴァルディについての本を探しに図書館や本屋さんへ行ったことがありました。そのときは、どんな人だったかの本も、その作品についても記された本が見当たらずがっかりしたことがありました。ヴィヴァルディといえば、ソネットにもとづいてつくられた「和声と創意の試み」第1集「四季」ですよね。刻むリズムが多く、乗りの良いところが私も好きです。
映画中でのヴィヴァルディはだれかと会話をしているときにむせる咳をする、咳き込むという健康状態の人でした。イタリア・ピエタ孤児院では、指導者がヴィヴァルディ(1678~1741)になったとたんにその生徒たちによる演奏会は評判を高めていって、ヨーロッパの有力者の人たちからも認められはじめたところまでが映画では描かれていました。その後は、ヨーロッパ中から大勢の旅行客がおとずれたそうです。開かれる演奏会のたびにヴィヴァルディは曲をつくったということですが、映画の最後ではヴィヴァルディは生涯極貧生活を送ったと記されていました。コンサートで入ったお金は彼のところには入らなかったのでしょうか?
見終わっての感想なのですが、行動や話す言葉のすべてが自身の奏でる音楽の最善に向かってしまう指導者は~いるなぁと思いながらいます。音楽はときに、そうなってしまうぐらい追求したくなるものだから・・。ヴィヴァルディは音楽のことは思うけれども子供たち(演奏者)ひとりひとりの生活の未来はみていなかったり。孤児院の女院長先生は一人ひとりの生活の未来を思い、「親を知らない子の持つ心の傷は自分が親になって子供を持つことでしか癒せない」と、よい嫁ぎ先をみつけて送り出すことを使命の一つに思っている人でした。院長先生の思いと裏腹に演奏に熱中して指導者に熱狂して、そして当時自由のない時代に自由という名の孤独へ出ていかなければならなくなった女の子のお話。・・複雑だと思いながら見終わりました。
思いがけずこのブログを読むことになった音楽の指導者のみなさまは、「ヴィヴァルディと私」をどうみましたか?
映画「ヴィヴァルディと私」を見ました。
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